6年生 社会「米作りが広がったころ」
6年生の社会では、歴史の学習に入っています。
この時間は、弥生時代について学習していました。
前時までに、縄文時代と弥生時代を比較しながら、それぞれの時代の特徴について考えています。そして、弥生時代に米作りをするようになり、人々の生活がかわっていったことを学習しました。
これだけだととても良いことばかりのように捉えられますが、資料を見て弥生時代には争いが起こっていったことに気づきます。
この時間の問いは「どうして争いが起こったのだろう」として、みんなで考えていきます。
まずは争いが起こった理由を自分なりに予想した後、争いが起こった背景を当時の人々になったつもりで考えていきます。
米作りをしたり生活をしていくために、3種類の土地の中からどこを選ぶかグループごとに考えます。
A 川の中
B 川に面した広くて平らな土地
C 山の上
「米作りをするなら、Bの土地だろう」という意見がほとんどのグループで出ていました。Cの土地だと、米を作るための水を確保しにくいといった意見も出ていました。
そうして、多くの人がある土地や食べ物をめぐって争いが起こっていった背景を考えることができていました。