5年生 理科「雲と天気の変化」
5年生の理科では「雲と天気の変化」の単元の学習をしています。
この単元では、実際の空のようすを観察したり雲の形や量、動き方などについて調べていきます。
単元のゴールは「天気予報士になって、視聴者が納得する天気予報をしよう!」としています。
このゴールの達成に向けて、空全体に対しての雲の割合によって晴れやくもりが決まることや雲の種類によってある程度今後の天気の予想ができることなどを学んできています。
<課題の設定>
この時間は、本物の天気予報を見るところから始まります。
いくつかの天気予報を見る中で「その天気予報も『西から東に天気が変わる』と言っている」ことに気づきました。
そこから「どうして天気は西から東に変わっていくのだろう」という問いが出てきました。
ここで、予想を出し合っていきます。「雲が西から東に流れているとしたら、天気は西から東に変わるんじゃないか」という仮説が出ました。
子ども達は、前時に学んだ「雲が天気と関係している」ということを活用していました。
課題とは別で、子どもたちはそれぞれこの時間に自身が意識したいことを自分のめあてとして設定しています。
「雲の流れ方を自分の目で見て、どう流れているのかを知る。」
「雲の動きが本当に西から東になているのか調べる。」
「しっかり雲を観察しよう。」
これらは、子どもたちが設定しているめあてです。1人1人めあてを立てて進めていきます。
<情報の収集>
本当に、雲は西から東に流れているのかタブレットで撮影しながら確かめていきます。
定点である程度の時間、動画をとりながら雲の動きを記録していきます。
この後に整理・分析していくために、動かない建物と一緒に動画を撮ったり、方角を調べたりもしています。
<整理・分析>
撮影した動画に、方角をいれたり、早送りで雲の動き方について整理・分析していきます。
分析していく中で、「『天気が西から東に変わっていくのは、雲が西から東に動いているから』という自分たちの仮説は正しそうだ」と考察していました。
<まとめ・表現>
この時間に、明らかになったことを自分の言葉でまとめていきました。
今回、ICTで観察しながら情報収集した中で、
「雲を見ていたら全然動いていないように見えるけど、動画で見ると結構動いていた。」
「雲は急に出てきたりするから不思議。(動画にうつっています)」
など、様々な発見があったようです!