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5年生 理科「流れる水のはたらき」

5年生の理科では、「流れる水のはたらき」の学習を行っています。

課題の設定

この時間は、4種類の川の写真を見るところから始まります。
「この種類の川の共通点は何だろう?」
子どもたちは、いろいろな共通点を探していきます。
・川の近くに植物があるね。
・どの川も曲がっている!
・人工物があるな。
様々な意見が出てくる中で、「片側だけ」をキーワードにもう一度共通点を考えてみます。
「川の外側だけブロックを並べているのは、なぜ?」
「川の内側だけ川原ができているのはなぜ?」
身の回りの事象から、学習課題が出てきました。

情報の収集

「川の外側だけブロックを並べているのは、なぜ?」
「川の内側だけ川原ができているのはなぜ?」
課題に対する仮説を立てていきます。
・外側の方が流れが速くてけずられやすくなっているんじゃなかな?
・内側の方が流れは速そうだけど…
・流れが遅いところにどんどん石や砂がたまっていくんじゃないかな
話し合いながら、みんなで仮説を考えます。

そして、「川の曲がっている外側が流れが速いからけずられる」「流れが緩やかなところに石や砂がたまる」の仮説が正しいのか検証していきます。
運動場の土山を川を見立てて、水を流してどこがけずられるのか、流された土がどこにたまるのか、を実験で確かめます。

整理・分析

実験で分かった結果(事実)とそこから考えられること(考察)を整理・分析していきます。
・曲がっている川の外側がけずられていた。
 →ということは、やはり外側の方が流れが速いと考えられるね。
・平らになったところに土がたまっていた。
 →傾きがゆるやかになっているから、土はたまっていたと考えられえそう。
などが、出ていました。

まとめ・表現

この時間で学んだことを自分の言葉でまとめていきました。

理科の学びも、探究的に進めています!