6年生 理科「月と太陽」単元内自由進度学習の集大成
学びが自分事となる時…
子どもたちの学びがより自分事ととらえられたのは、今回はパフォーマンス課題に出会った時でした。
旭小学校の6年生の理科では単元内自由進度学習を行っています。
自由進度学習で自らの学習過程や学びに自信を持っていますが、パフォーマンス課題に出会ったとき、「謎を解き明かしてみせるぞ」と、その闘志はますます高まっていました。
この単元のお題は「三日月はどうして真夜中に見えないのか」でした。
子どもたちもよく知っている絵本の初版の絵は三日月だったのに、次の版では満月に変わっていたというエピソードから、やる気がますます出ていました。
単に真夜中に三日月が見えない理由を答えるならば、課題達成度はB(おおむね満足)。
課題達成度の指標A(十分満足)となるには、その理由を小学4年生にわかるように説明することでした。
自由進度学習で行った実験を再度確認したり、一人で考えたり、先生にミッションを確認したり…、納得のいく説明となっているか客観的に考えながら、何度も何度も繰り返し実験をし、タブレット上での資料を読み込こみ…、これまでの学びがさらに自分事となっていました。